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試験が終わって今日で3日目ですね。
そろそろ気分的に落ち着いてくる頃でしょうか?

さて、今回は予備校の講評を基に、18年度本試験問題の難易度別分類をしてみます。
試験問題はたいてい、
@難易度(易)⇒落としてはならない基礎点問題
A難易度(普)⇒合否が分かれる標準問題
B難易度(難)⇒合否に影響しない難問・奇問
に分かれると僕は考えてます。
行政書士試験なら、基礎点問題をキッチリ正解したうえで、
標準問題を6割正解できれば合格です。
難問・奇問とは、予備校ごとに解答が割れたり、異常に細かい知識が問われている問題ですね。
こうした問題は解けなくて結構です。
この分類に従って18年度の試験問題を振り分けてみると・・・
注)各予備校の講評を基に、花田の私見も交えて振り分けたものです。
【法令択一】
@難易度(易)10問⇒NO.1,3,4,6,7,9,12,14,16,27
A難易度(普)25問
B難易度(難)5問⇒NO.2,5,28,29,31
【一般択一】
@難易度(易)5問⇒NO.50,52,57,58,59
A難易度(普)6問
B難易度(難)3問⇒NO.47,48,54
【多肢選択式】
@難易度(易)⇒NO.41,43
A難易度(普)⇒NO.42
【記述式】
@難易度(易)⇒NO.44
A難易度(普)⇒NO.45,46
基礎点問題を落としてませんでしたか?
これらの問題を落とすということは、勉強方法(教材の選択、利用方法)や勉強量に何らかの欠陥があると言う事です。
ご自分の受験勉強をもう一度振り返ってチェックしてみましょう☆
この3分類の考え方ですが、実は試験中にも役立つんです。
「難問・奇問は捨て、基礎点問題は決して落とさない。そして、標準問題の6割を正解すれば合格」
こういう考え方で試験に臨めば、気持ちが少しはラクになりますよ。
60問全てを正解するつもりで解くと、力の抜きどころが無くて辛いんです。
難問・奇問にこだわって時間を浪費し、
慎重にやれば確実に解ける基礎点問題を落としたりします。
ですが、3分類を意識していれば、自分の力を適切に配分できると思いますよ。
分類のヒントとしては、
@基礎点問題⇒どの参考書にも載っているような、基礎的な知識・条文・判例を問う問題。形式は組合せと単純正誤が多いです。もっとも、個数問題でもここに分類されるケースはあります(憲法の条文知識を問う問題など)。
A標準問題⇒@、Bに該当しない問題。形式は単純正誤問題が多いです。
B難問・奇問⇒マイナー分野の知識を問う問題。選択肢の意味が不明瞭な問題。形式は個数問題が多いです。
もちろん、試験中に正確な分類など出来るわけがありません。
しかし、「難問には早めに見切りを付け、余った時間を基礎点問題や記述式に使う」という意識があるだけでも違います。
特に、勉強量の割りに基礎点問題のミスが多い方。
難問に気を取られて、正解できるはずの問題をみすみす取りこぼしてる可能性があります。
次回はそうした勿体ないことをしないよう、
3分類の意識をもって試験に臨んで欲しいと思います。
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来年に向けて準備するなら早いほうがいいのでしょうが、なかなか。知りたいけど知りたくないみたいな微妙なお年頃です。(-.-;)